院生メッセージ
日本文学専攻
"不寛容への意義"を唱える渡辺一夫のユマニスムを論考
山下 詩織さん(日本文学専攻 修士課程 1年)
渡辺一夫の著作物や関連する批評文、エッセイから彼の「ユマニスム」を論考しています。彼の主張は、AIの発達により機械化(無意識化)が進む人間の思考と、不寛容に順応しつつある私たちに警鐘を鳴らしてくれると考えています。
英語英米文学専攻
ルネサンス期の詩をもとに、涙の持つ意味を研究
永田 望結さん(英語英米文学専攻 修士課程 1年)
ルネサンス期に流行した、14行からなるヨーロッパの定型詩である「ソネット」における感情の描写について研究。涙や悲しみ、嘆きに着目し、感情史の知見を取り入れて分析し、涙の持つ意味を作家ごとに比較して考察しています。
文化・社会学専攻
岸和田の城下町の発展をヒントに近代都市化を研究
細川 涼加さん(文化・社会学専攻 修士課程 1年)
岸和田における城下町の近代都市化に関する研究を進めています。明治に入り社会が近代化していくなかで、どのように発展を遂げてきたのかを明らかにしていきます。卒業後は、まちづくりなどを通して地域の課題解決に貢献したいです。
心理学専攻
教育・医療現場で、心理専門職として困りごとを一緒に考えたい
大江 こころさん(心理学専攻 修士課程 2024年修了)
発達障害や不登校の困難さを抱える子どもたちへ学習支援を行なっている大学生ボランティアのバーンアウト予防策について研究しています。なるべく手軽で続けられる方法と個別の困りごとにしっかり向き合う方法を模索しています。